街の中を彩る作品が楽しめる「アートプロジェクト高崎」が開催

7回目の開催となる「アートプロジェクト高崎2021」が10月30日(土)から11月28日(日)までの約1カ月間開催され、高崎の街の中にさまざまな作品が飾られました。

作品が飾られていた場所は、高崎駅西口付近から慈光通り近辺。高崎音楽センターまで続いていました。

見逃してしまった方のためにも、今回は「アートプロジェクト高崎2021」を紹介していきます♪

宝物を探すようにオブジェがあちこちに

アートプロジェクト高崎は、毎年10月下旬ごろから約1ヶ月間、高崎の街と個性あふれるアーティストが連結して響き合うストリートアートの魅力を伝えるイベント。

2021年の参加アーティストは、総勢33人と過去最多の出展となりました。

どんな作品が見られるのかワクワクしながら、家族で探したところすぐに発見!

高島屋の壁面に見慣れない絵が。

いつもはお店のイベント案内が垂れ下がっている高島屋の壁面が作品になっていました。

高島屋だけでなく、NOE 33ビルの壁面にも大きな作品が。

街と一体になっているので気がつかないと思ってしまいましたが、鮮やかな彩りで作られた作品は、すぐに目に飛び込んできました。

閉店した懐かしいお店が色とりどりに変身

作品がたくさん飾られている慈光通りをお散歩していきます。

この日は天気もよく、思った以上の人が歩いていました。

自分が学生の頃に通っていたお店も、アート作品が飾られています。

作品の前にいくと、アーティストの名前と作品の説明が書いてあり、パンフレットも自由にもらうことができます。

スマホを見ながら地図を見て歩いていましたが、やっぱり紙の方が見やすいですね。

パンフレットを1枚、いただきました。

自分の顔がオブジェに?「顔面バスツアー」

高崎が誇る音楽センターまで歩いていくと、何やら面白い建物が。

「なになに?」と子どもたちもうれしそうに建物に近づいていきます。

パフォーマンスをしながら作品を作っていく「顔面バスツアー」という、参加者の顔面彫刻をアーティストが無料で作ってくれるイベントでした。

外出時のマスクは定着化して、人と人との距離ができてしまったと感じた美術作家 三宅感さんが、人との距離を縮めて作品を作り上げる体験型のイベントを開催しました。

ステキな試みですね。

参加費は無料で、予約をすると自分の顔をオブジェにしてくれます。

仕上がった作品はとてもリアル。

完成した作品は飛龍の松前広場に飾られていました。

どんどん増える作品に、訪れた人たちは足を止めたのではないでしょうか?

高崎名物!だるま工房もお出迎え

慈光通りの真ん中あたりに、高崎名物のだるま工房を発見!

売られているだるまを見たことがある人も多いと思います。

ただ、実際に工房で作っている様子をみるのは初めて。

働いている人たちの生き生きとした姿がプロのカメラマンによって、さらにステキな作品に仕上がっていました。

高崎では毎年、1月1日と2日に高崎駅西口駅前通りで「だるま市」が行われます。

高崎が誇る高崎だるまはもちろん、干支だるまやカラーだるまなど珍しいだるまも販売され、毎年多くの人たちでにぎわっています。

来年の干支である「虎」だるまも販売されるのでしょうか?

今から楽しみですね。

異国情緒あふれるステキな作品

最後に紹介するのは、ここは外国なの?と思ってしまう、雰囲気たっぷりの壁面いっぱいに描かれた作品。

一番奥に描かれた壁面がアーティストの作品。

周りの建物の雰囲気にとてもあっていて、異国情緒あふれる作品でした。

来年はどんな作品が見られるのでしょうか?

ますます目が離せないアートプロジェクト高崎。

見逃してしまった人は、来年に楽しみをとっておきましょう!

アートプロジェクト高崎

開催日:2021年10月30日から11月28日
会場:高崎中心市街地
アクセス:JR高崎線高崎駅周辺アクセス
お問い合わせ:027−322−9195(ラジオ高崎)

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。