街中のパワースポット!ご縁結びの神様「高崎神社」

神社というと、市街地から少し離れた場所や山などの小高い場所にあるイメージが強いように思いますが、今回ご紹介する高崎神社は駅や高崎市役所からも近い街中にあります。

周辺地域の土地の神様として近隣住民の心の拠り所にもなっている高崎神社。
私たち家族も初詣やお詣りの際に大変お世話になっています。

また、厄払いや子ども達の七五三などの際にはご祈祷をお願いする神社の1つでもあります。

今回は新年のご挨拶も兼ねて、お詣りに行ってきました。

街中にあるパワースポット!高崎神社

高崎市の総鎮守とされる高崎神社は1243年(寛元元年)、当時の和田城主が相模国三浦郡の熊野権現(熊野の神)を城内に勧請(分霊を他の神社に移すこと)し、「熊野神社」としたのがはじまりとされています。

高崎神社が現在の場所に遷座したのは1598年(慶弔3年)で、JR高崎線高崎駅より徒歩20分ほどの街中にあります。

たくさんの飲食店で賑わっている高崎駅西口を出て、県道29号線を北西方面へ歩いて行くと高崎神社の入り口である門があらわれます。

門を入っていくと車を停める駐車スペースがあり、その先に大きな鳥居があります。

高崎神社は街中にあるので、ホテルやたくさんの飲食店が周辺にありにぎわっているのですが、敷地内に入るとこの場所だけ空気が澄んでいるように感じ、とっても神聖な雰囲気。

一瞬で心が洗われたような気持ちになりました。

鳥居をくぐって階段をのぼり、少し進むと踊り場が見えます。左側には手水舎、右側には絵馬掛所があります。

絵馬掛所には、受験シーズンということもあり合格祈願の絵馬が多かったです。

自分が受験生だった頃の記憶がよみがえり、思わずエールを贈りたい気持ちになりました。

さまざまなご縁結びの神様

踊り場のさらに上に拝殿があり、参拝客の方々はここでお詣りをします。

この日は見られなかったのですが、拝殿後方の少し離れたところに本殿があるようです。

私が訪れたときはご家族連れの方以外にもカップルでお詣りされている方々が多く見られ、さすがご縁結びで有名な神社という印象をうけました。

高崎神社は主祭神として、女神である伊邪那美命(イザナミノミコト)をお祀りしており、伊邪那美命が男神である伊邪那岐命(イザナギノミコト)と日本ではじめて夫婦の契りをかわしたことから「結びの神」として崇められているため、ご縁結びにご利益がある神社として有名です。

そのため、さまざまなご縁を求めてお詣りに訪れる方々も多く、神前式も執り行っています。

美保大国神社もあります

絵馬掛所横の階段をくだると、敷地内に美保大国神社があります。

昭和4年、経済不況を受けて、ゑびす様を迎えて商工業の振興を図るため、島根県の美保神社から分霊を勧請し、大黒様と共に祀ったのが始まりと言われています。

由来の通り、神社の右側にはゑびす様、左側には大黒様がおり、にこやかに微笑んでおられました。

御朱印やお守りは社務所で

鳥居の左側にある社務所は、お正月が終わったタイミングで訪れたにもかかわらず、多くの人々がおみくじやお守り、破魔矢の購入などでにぎわっていました。

私も娘にお願いされていた学業のお守りをさっそく社務所で購入。
御朱印もいただき、新年早々とっても満たされた気持ちになりました。

社務所を出ると神社敷地内の木々が風で揺れる羽音や木漏れ日のぬくもりがとても心地よかったです。

お出かけなどで近くにお越しの際や、よいご縁を引き寄せたい方はぜひ街中のパワースポットへ足を運んでみてはいかがでしょうか?

高崎神社
住所:高崎市赤坂町94
アクセス:JR高崎線「高崎駅」より徒歩20分
電話:027-326-9482
開所時間:9:00-17:00
祈願受付:9:30-16:00
駐車場:有り

参考:高崎神社HP http://takasakijinja.or.jp/

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。